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秋田犬保存会 会長を務める遠藤敬さん 

2018年04月13日更新

秋田犬保存会 会長を務める遠藤敬さん 

秋田犬の本質を守りつつもっと広く魅力を伝えたい

「秋田犬と暮らす人」と名付けられたこのコンテンツは、秋田犬を愛してやまない人たち、秋田犬と一緒に生活している人たちのお話を伝えていきたいと思っています。第1回目は、秋田犬保存会の会長を務める遠藤敬さんにインタビューしました。

Q.秋田犬との出会いはいつですか?
A.小学校5年生の時、大阪府岸和田の母の実家近くにあった日本犬専門店で出会いました。お年玉をせっせと貯めて子犬を飼い始めました。「竜」と名付けて可愛がっていましたが、7ヵ月後にウィルス感染で亡くなりました。悲しかったなぁ。その後、悲しむ私を見かねた父がメスの子犬を買ってくれました。名前は「とら」です。

Q.それが秋田犬との出会いですね
A.それから、ずっと秋田犬と一緒です。自然と秋田犬に関わる仲間ができました。色々、勉強しましたよ。高校生の頃には愛犬を連れて展覧会に参加し始めました。

Q.遠藤会長にとって秋田犬の魅力はなんですか?
A.外見の良さだけでなく気性の良さも魅力。だけど、言葉で表現するのは本当に難しい(笑)。十人十色というか10頭の秋田犬に出会えばすべて個性が違いますから。飼い主との相性も大きいかもしれませんね。今まで何千頭もの秋田犬を見てきて、その魅力にはまり続けています。

Q.秋田犬の本場、秋田についてどう思われますか?
A.秋田犬のことに限定して話しますね。私は大阪出身で、秋田犬との出会いも大阪でした。大阪の秋田犬ブリーダーの間では『東北の犬は別格』という話題がよく出るんです。血統に秀でた秋田犬は大阪では生まれにくいというんです。そんな馬鹿なと思って努力しました。おかげで、展覧会で賞をいただく秋田犬を作出できましたが、「本場は別格」という意味もわかるようになりました。大切にしていかなければと思っています。

Q.2016年に会長に就任されています。今、取り組みたい課題はなんでしょうか?
A.組織の発信力を高め、広くPRしたいと思っています。秋田犬を守るために行われてきた努力や実績はきちんと守っていかなければなりません。ただ、マニアックな世界に偏り気味な傾向も否めないと思っています。多く人が入りやすくてふれ合いやすい「愛すべき秋田犬の世界」を作っていきたいと思っています。秋田犬女子会もやりたいなぁと思っているんですよ。

Q.世界中で秋田犬が飼われている現状をどう捉えていますか?
いいことだと思います。秋田犬にはそれだけの魅力があります。秋田犬が世界で有名になることは、「日本犬」という伝統文化を発信すること。血統正しい秋田犬を守り、伝える努力をしなければならないと思っています。

Q.平昌オリンピック以降、フィギュアスケートのメダリスト、ロシアのザギトワ選手と秋田犬の件が大きく取り上げられていますが。
A.とてもいいことだと思い、感謝しています。その件にはかなり尽力しました。これまでもプーチン大統領と「ゆめ」、残念ながら叶いませんでしたが、ケネディ元駐日アメリカ合衆国大使と「ふじ子」など、世界の要人の方々に秋田犬の魅力を感じてもらいました。そういう意味では外交の一端を担っていると思います。今回のザギトワ選手の件は、フィギュアファンやオリンピック関連の話題として、より多くの人たちの関心を引くいいチャンスだと思います。今年(2018)6月に、彼女に秋田犬を送る贈与式を控えています。楽しみです。

Q.秋田犬保存会の会長として、読者の皆さんにコメントをいただけますか?
A.先人が守り抜いた秋田犬の血統を守り、未来に繋げることを大切に考えています。同時に、より多くの人に秋田犬の魅力を知ってほしいと思います。秋田犬は国と国を結び、人と人をつなぐ稀有な存在です。どうぞ、秋田犬を愛してください。私もそのために力を尽くしたいと思っています。

プロフィール

現 衆議院議員。1968年6月、大阪府高石市に生まれ。
1983年11月に社団法人秋田犬保存会入会。その後、
1992年、一般犬舎表彰、作出功労犬表彰を皮切りに、
2014年、継続会員30年以上表彰、
2017年、作出功労犬、特別犬舎号表彰などで、秋田犬保存会から表彰される。
2016年に公益社団法人秋田犬保存会会長に就任する。