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秋田犬の普及活動に取り組む理由

昨今、世界的ブームになっているものの、大型犬のため飼育しづらいイメージが定着し、国内の登録頭数が伸び悩んでいる秋田犬。この状況を少しでも変えようと、ONE FOR AKITAでは講座やイベントを通して普及活動に取り組んでいます。

去る11月29日には秋田犬会館(大館市)にて開催された、セカンドライフに秋田犬の飼育を検討している人を対象とした「秋田犬の飼い方講座」を全面バックアップ。ONE FOR AKITA 理事兼ドッグトレーナーの鈴木明子が進行役を務め、基礎的な知識の紹介や屋外での散歩体験、個別相談といったプログラムを提供しました。

「秋田犬は派手さはないものの、飼い主に忠実で、静かに横にいてくれる落ち着いた犬。セカンドライフの過ごし方を探している人々にとって、心豊かな時間を与えてくれる存在になり得ます。ただ、ほかの犬種に比べると喜怒哀楽をつかみづらい側面があるため、知らず知らずのうちにストレスを与えていた、良かれと思ってやっていたことが、犬の性格形成に悪影響を及ぼしていたといった話を聞くことが多いのも秋田犬。今回の講座では、そんな良い面も難しい面もきちんと伝え、飼ってからの困った!を少なくするために、正しい秋田犬像を知ってもらうことに努めました」(鈴木理事兼ドッグトレーナー)

この日の参加者の中には観光で大館を回っていた折、たまたま講座の開催を知って会場入りしたという人も。依然、秋田犬に高い関心が寄せられていることを実感するとともに、種の保全に向け、関係者一同、秋田犬と暮らす魅力を一人でも多くの人に伝える決意を新たにしたのでした。

秋田犬の普及活動に取り組む理由
秋田犬の普及活動に取り組む理由
秋田犬の普及活動に取り組む理由
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